サンフレッチェ広島は4日、森保一監督(48)が3日付で退任したと発表した。

 森保監督の退任を受け、浦和レッズ・ミハイロ・ペトロビッチ監督(59)が4日、監督業の厳しさを語った。12年に浦和にくる前に指揮をとった広島で、当時コーチだった森保監督と苦楽を共にしており「戦った仲間であり素晴らしい指導者。心が痛い」と話した。森保監督の功績を挙げながら「過去に3度の優勝があったとしても、ここ数カ月の結果で退任になる。いかに我々の仕事が厳しいか」と続けた。今季は鹿島、大宮、新潟でも監督交代が行われた。

 浦和は前節の広島戦に4-3で辛勝し連敗を3で止めたが、そこまで3連敗を含め7戦5敗。「我々が負けていたらクラブはどういうアクションを起こしたかも分からない。明日はわが身を心配しなければいけない仕事だ」とシビアな部分を口にした。この日は5日川崎フロンターレ戦(等々力)に向けてさいたま市内で調整した。