横浜F・マリノスが、ホームで清水エスパルスと2-2で引き分けた。

 前半17分、カウンターからMFマルティノス(26)が先制点を決めた。相手CKのクリアからMF斎藤学を経由し、マルティノスが右サイドをドリブル突破。相手DFに勢いを止められたが、すぐに中央に切り込み、ゴール前の混戦の中で左を振り抜いてゴール左へ決めた。

 同24分に清水エスパルスFW長谷川悠にCKから頭で合わせられ、同点とされた。だが同42分には、MF天野純(26)の鮮やかなゴールで再び勝ち越した。左サイドからDF山中亮輔が放ったライナー性のクロスに、中央へ走り込んだ天野が、左足ダイレクトでゴールネットに突き刺した。同45分にはMF斎藤学が自ら得たPKを外した。

 後半25分には清水エスパルスFW鄭大世に同点弾を決められた。その後は、両チームとも得点を奪えなかった。横浜F・マリノスは2戦連続引き分け、9戦連続負けなしとした。