首位C大阪が、痛い逆転負けを喫した。後半6分にFW杉本健勇(24)が相手DFをかわして、4戦連発となる先制弾。その後も決定機を作りながら決めきれず、同20分から3失点して敵地で敗れた。リーグ戦での敗戦は5月6日柏レイソル戦以来10戦ぶり。2位鹿島アントラーズに勝ち点1差に迫られた。

 最近4戦5発で今季11点目とした杉本は「完敗です。情けない試合をしてしまった。たくさん応援をしてもらったのに…。負けを認めるしかない。相手が強かった。でも、ネガティブに考えることは一切ないです。最後、シーズンが終わった時に、ガンバよりも上の順位にいればいいだけ」と必死に気持ちを切り替えた。

 元日本代表FW柿谷曜一朗も「負けることもあるが、それがダービーだったことが残念。でも、連敗しないことが大事」と今後を見据えた。