横浜F・マリノスがアルビレックス新潟を下し、リーグ戦の連続不敗を「10」に伸ばした。一方の新潟は8戦未勝利となった。

 前半9分、ホームの新潟にアクシデント。MFロメロ・フランク(29)が左足を負傷し、MF原輝綺(19)と交代した。だが、最初に試合のペースを握ったのは新潟。J1デビュー戦となったFWドウグラス・タンキ(23)を中心に攻め込んだ。前半10分、右CKのこぼれ球をMF矢野貴章(33)が左足でシュート。これはMF磯村亮太(26)に当たってコースが変わり、枠を外れた。一方の横浜も反撃。39分にFW斎藤学(27)がフリーでシュートを放つも、枠をとらえることはできなかった。前半はお互いに決め手を欠いて0-0のまま折り返した。

 後半開始からは横浜がボール保持率を高めて攻め込む。後半9分、DF山中亮輔(24)の左からのクロスに右サイドからゴール前に走り込んだMFマルティノス(26)が右足でゴールを決めて先制。28分にもMF天野純(26)が左足で豪快にミドルシュートを決めて勝負を決めた。