J1柏レイソルは7日、千葉・柏市内で非公開練習を行った。

 練習後、取材に応じた下平隆宏監督(45)は、5日の前節ヴィッセル神戸戦で負傷し、途中交代したMF手塚康平(21)が、すでに手術を受け、当面は出場が難しいことを明かした。

 下平監督は「詳しいことは、後日発表になると思うけど(手塚)康平はもうオペを受けています。軽傷ではない。簡単には戻れないと思います」と説明した。

 手塚は4月1日の今季第5節サンフレッチェ広島戦でリーグ戦初出場を果たすと、前節ヴィッセル神戸戦まで16試合連続先発と、レギュラーに定着した。

 また、手塚が先発出場して以降に8連勝を飾るなど、今季の柏レイソルの好調を象徴する存在で、CKやFKのキッカーも任される中心選手にまで成長していた。

 それだけに、下平監督は「チームとしても痛いケガ。でも、サッカー選手にケガはつきものなので、これを乗り越えて、強くなって帰ってきてくれることを願っています」と、本人の思いを代弁するように、悔しさを隠しながら話した。