ジュビロ磐田は8試合ぶりに無得点に終わり、ベガルタ仙台と引き分けた。

 磐田は前半から主導権を握るも、得点が奪えなかった。前半12分、MF宮崎が送ったボールに頭で合わせようとしたMFアダイウトンが相手GKと接触。一時中断したが、試合に復帰した。同20分、MF中村俊の左CKをアダイウトンが落とすと、混戦が生まれ、DF大井が詰めようとしたが、相手GKに阻まれた。さらに同28分、ハーフウエーライン付近で相手DFからボールを奪ったアダイウトンが左サイドを突破。ペナルティーエリア内に走り込んだFW川又に送るも、これは合わなかった。

 後半は反撃に転じた仙台の攻勢をかわしつつ、攻撃の手を緩めなかった。しかしゴールには結びつかなかった。

 仙台は前半31分。左シャドーのMF佐々木が、走り込んできた三田へパス。ペナルティーエリア内から三田はシュートではなく、クロスを選択。受けたクリスランがシュートを狙うも相手DFにブロックされた。それでも必死に守って無失点で前半を切り抜けた。

 後半は一転、反撃に転じた。同37分、右サイドのDF蜂須賀のクロスを、クリスランが頭で合わせてゴールを狙うも、相手GKの好セーブに阻まれた。