FC東京が大宮アルディージャを2-1で下し、7戦ぶりに勝ち点3を手にした。

 立ち上がりは相手にボールを支配されていたが、前半30分、右CKからの混戦を、J1・400試合出場となったFW前田遼一(35)が左足で押し込み先制した。後半25分に、相手FKからブラジル人新助っ人MFカウエ(28)に初ゴールを決められ同点とされたが、7分後の後半32分に逆襲。

 DF太田宏介(30)の折り返しのクロスを、途中出場のFW大久保嘉人(35)が冷静に右足でゴールに流し込んで勝ち越した。後半のチームのシュートは1本だけだったが、大久保が1チャンスをしっかり決めた。大宮は5戦未勝利となった。