清水エスパルスで8得点を挙げているエースFW鄭大世(33)の復帰が、9月中旬にずれ込む見込みとなった。17日、小林伸二監督(56)が明かした。鄭は4日の練習で、左ふくらはぎの肉離れを負っていた。当初は全治約3週間だったが、再度診察を受け長期離脱に。小林監督は「完全復活までは、(受傷から)6週間かかる」と話した。クラブハウスを訪れた鄭は「順調にきている。(6週より前に)途中からでも出たい」と早期復帰に意欲を見せた。

 次節アウェー鹿島アントラーズ戦(19日)では、FW金子翔太(22)が2試合連続で2トップに入る可能性がある。ホーム鹿島戦(3月18日・2-3)では1得点1アシストと結果を残したが、チームは逆転負けし「苦い試合だった」と振り返る。FWチアゴ・アウベス(24)も離脱中で「ケガ人が戻って選手層が厚くなっても出られるように、得意なプレーを出したい」と話した。【保坂恭子】