北海道コンサドーレ札幌が5試合ぶりとなる白星をホームでつかんだ。12位ベガルタ仙台戦は後半8分、FWヘイス(28)がMF兵藤のクロスに頭を合わせて、ゴール左に沈めた。ヘイスの2戦連続弾で、今季開幕戦0-1で敗れた相手に1-0で雪辱した。これで、札幌厚別では仙台に9戦負けなし。自力でJ1残留圏内の暫定14位に浮上し、次節9月9日ジュビロ磐田戦(札幌ドーム)へ弾みをつけた。

 サポーターの間で「聖地」と呼ばれる札幌厚別で、無類の勝負強さを誇る背番号11が、チームを5試合ぶりの勝利へ導くゴールを決めた。後半8分、MF兵藤が敵陣ペナルティーエリア(PA)左付近から、クロスパスをゴール前に供給。ぽっかりと空いたスペースに走り込んだFWヘイスが、ドンピシャのヘディングシュートをゴール左に沈めた。