ベガルタ仙台MF佐々木匠(19)が1日、仙台のジュニアスクール若林荒井校(仙台市若林区)の開校イベントに出席した。

 同校には、幼稚園年中から小学6年までの約80人の生徒が在籍する。佐々木自身も幼稚園時代からスクールに通っていた。「とても綺麗なグラウンド。ここからベガルタに入って、活躍する選手が増えればいい」と、後輩たちの成長を願った。

 新しい施設で、幼稚園年中・年長クラスの「キッズ」の子どもたちと、ミニゲームで対決した。「子どもたちとやって楽しさを感じた。僕も頑張らないと」と笑顔だった。

 この日の午前中は、3日に敵地で行われる、ルヴァン杯準々決勝第2戦鹿島戦に向け、同市泉区内で練習した。ホームで3-1と勝利した第1戦は後半40分から途中出場。鹿島は点差も離され、退場者が出ていたため、「前に出ていて、スペースが空いていた。あそこで1点、2点を決められていたら、良かった」と振り返る。第2戦。鹿島は得失点差を考えて、大量点が欲しいところ。「次も相手は前から来ると思う。カウンターで行けたら」とクラブ初の4強入りへ、貴重なアウェーゴールを挙げてみせる。