ガンバ大阪の長谷川健太監督(51)が17日、来季ACLの出場権を得ることができる天皇杯制覇に意欲をみせた。16日大宮アルディージャ戦は後半ロスタイムにFW長沢駿(29)のゴールで追いつく劇的ドロー。一夜明けたこの日は、大阪・吹田市内で調整した。

 20日に天皇杯4回戦で柏と対戦する。長谷川監督は「リーグ戦でも自分たちより上位におり、強いチーム。ホームだが、厳しい試合になる」と予想。その上で「ACL(出場権)が懸かった大会。持てる力をすべて出し切りたい」と意気込んだ。今季限りで退任する指揮官だが、最後にタイトルをもたらす意欲は高い。