打ち合いを制して柏レイソルが2大会ぶりのベスト8に進出した。

 前半45分、自陣からの大きなクリアにFWクリスティアーノが反応。相手DFと飛び出したGKが一瞬見合った隙を突き、クリスティアーノがGKをかわして無人のゴールへ流し込んだ。

 さらに柏の猛攻は続く。後半3分、DF古賀の右クロスがそのままゴールに吸いこまれて追加点。5分後にはFWクリスティアーノがこの日2点目を決めて突き放した。

 一方のガンバ大阪は後半15分、MF遠藤の頭でのパスに抜け出したFW長沢が反応。これをうまく流し込んで1点を返した。2点差の後半36分には、DF初瀬の右クロスにMF井手口が豪快なヘディングシュートをたたき込んだ。1点差まで迫ったが、追いつけなかった。

 G大阪はミスが響き、2大会ぶりの優勝を逃した。