ベガルタ仙台は27日、GKシュミット・ダニエル(25)が右足首内側の靱帯(じんたい)損傷で全治約2カ月の見込みと診断されたと発表した。23日のセレッソ大阪戦の前日練習で負傷。期限付き移籍先のJ2松本から復帰した今季、リーグ戦20試合に出場していた。12月2日のアウェー甲府戦が最終戦となる今季中の復帰は不透明だ。渡辺晋監督(43)は「ケガ人が出れば補い合ってきたのが、2017年シーズン。いない人のことをいつまで嘆いてもしょうがない。ただ、ダニエルには『早く治せ』と言った。焦らずにですけど、早く治してほしい」と語った。

 トップチーム所属のGK陣で通常練習に参加するのは、前節先発した関とイの2人のみ。2度の脳振とうで別メニュー調整中の石川慧(24)は「ダンくん(シュミット)もケガをしてしまったので、僕も早く治さないと」と話した。