11位FC東京が6位ジュビロ磐田と、ともに無得点で引き分けた。

 前節、柏に1-4で敗れた東京はメンバーを入れ替えた。本来トップ下の東がボランチに入り、右ウイングバックには負傷明けの室屋が復帰。FWには前磐田の前田が起用された。対する磐田はドイツ帰りのMF山田が加入後初先発した。

 最初のチャンスは東京に訪れた。前半7分、MF高萩の右クロスにFW永井が頭を合わせる。しかし、クロスバーを越えた。

 一方の磐田は前半23分、MFアダイウトンがドリブル突破。ペナルティーエリアに入ってシュートを放つが、GK林に防がれた。さらに41分、CKからFW川又が右足を振るが、クロスバーに阻まれた。前半を0-0で折り返した。

 後半に入ると、まず磐田が動く。11分、初先発の山田に代えて松浦を投入し、攻撃のリズムを変えた。東京も切り札のFWピーター・ウタカをピッチに送り出すが、なかなかチャンスをつくれない。両軍、最後まで決定機をつかめないままスコアレスドローに終わった。