ヴァンフォーレ甲府は数的優位の状況を生かし切れず、FC東京と引き分けに終わった。勝ち点1を手にし降格圏は脱出した。

 先制したのは甲府。前半23分に直接FKからFWリンスが頭で合わせた。前半44分、東京FWピーター・ウタカが甲府MF田中佑昌の顔に肘打ちしレッドカードで退場。数的優位を得たが、後半15分、東京が直接FKをDF丸山が頭で合わせ同点に追いついた。試合は1-1の引き分けに終わり、吉田達磨監督は「前半はセットプレーで1点を取る理想的な形だった。勝ち点3で終わらせなくてはいけないが、勝ち点1を取れたことを大事にしたい」と話した。