ガンバ大阪の東京五輪世代DF初瀬亮(20)が同点弾をアシストした。後半ロスタイムにCKを獲得。初瀬の右CKからFW呉屋が頭で押し込んだ。

 最後のチャンスの際、初瀬は通常左足で蹴っているCKをとっさに右足で蹴った。「左足で蹴ると触るのが難しいかな、と思ったので、右足に変えた」。持ち味である正確なキックで貴重な1点を演出した。

 長谷川健太監督(52)は「今日は初瀬に(セットプレーを)任せた。最後に初瀬の良さを発揮できて良かった」と褒めた上で「ただ(同サイドで対した)(浦和の)ラファエル・シルバに2点決められているので、守備の部分はまだまだ強くならないと」と課題も与えた。