第25回を迎えた大会で京都サンガFCがガンバ大阪を下し、16年ぶり2度目の優勝を飾った。両者攻め合い、白熱した関西勢対決。チャンスを逃さずに決めきった京都に軍配が上がった。

 先制は京都だった。前半ロスタイム、パスを受けたU-17(17歳以下)日本代表FW上月壮一郎(16)がペナルティーエリア左からゴール左に流し込んだ。後半8分にはオウンゴールで追加点。同11分に1点を返されたが逃げ切った。

 京都は01年以来の優勝。J1、J2、J3の51クラブ(福島、藤枝、沼津は不参加)と日本クラブユースサッカー連盟の地域代表4チームの計55クラブの頂点に立った。