今月1日にプロ契約を結んだFC東京の高校1年生FW久保建英が、クラブ最年少の16歳5カ月22日でJ1リーグ戦デビューした。

 サンフレッチェ広島戦の後半22分にFW永井と交代し、J1では史上3番目の若さで出場。「緊張もなく、とけ込めた」と左右のサイドから何度もドリブルを仕掛け、ロスタイムには中央からゴール前まで持ち上がって左足シュート。GKの正面で「コースがずれてしまうのは練習不足」と本気で悔しがった。

 昨年11月のJ3デビュー時は「硬かった」が「いいプレーができた」に進化。1-2で敗れたが、安間監督から「想像以上に危険なプレーを出せていた」と評価された。久保も「今の実力では途中から(出場)。コンスタントに試合に絡みたい」。次は史上2番目に早い得点を目指す。