J2ジェフユナイテッド千葉から松本山雅FCにレンタル移籍していた、ブラジル人MFパウリーニョ(28)が6日、松本に完全移籍した。同日、両クラブが発表した。

 パウリーニョは松本を通じ「僕も僕の家族も、契約更新できたことを非常にうれしく思います。僕を温かく迎え入れてくれたクラブ関係者、スタッフ、選手、裏方、山雅に関わっている全ての皆さん、サポーターに感謝しかありません。これからも僕がピッチで100%の力を発揮できるように応援をよろしくお願いします。そして山雅サポーターはJ1に値するので、チームが昇格するためにベストを尽くします。One soul」とコメントした。

 一方、千葉を通じて「自分のポテンシャルをみせる機会を与えてくれて本当に感謝しています。ジェフで多くを学び、ジェフで大きく成長することができました。また自分のことを応援してくれたサポーターには本当に感謝しています。ありがとうございました」とコメントした。

 パウリーニョは、15年にJ1川崎フロンターレから千葉に移籍し、36試合に出場して2ゴールを決めた。翌16年に当時J1の湘南ベルマーレに移籍し、10試合に出場して2ゴールを決めたが、シーズン途中に松本に移籍。同年、19試合に出場し3ゴールを記録した。今季も松本でプレーし、34試合に出場して4得点を決めた。中盤でボールを裁き、時に前線に飛び出して強烈なミドルシュートを放つなど、松本に欠かせない存在となっている。