ベガルタ仙台は28日、広島から期限付き移籍中のMF野津田岳人(23)の移籍期限延長を発表し、来季も仙台でプレーすることが決まった。1年間のレンタル延長で、来季の広島戦には出場できない契約。

 野津田は8月に、今季開幕時に所属していた清水から仙台に移籍。清水では慣れないポジションでの起用やコンディション不良で力を発揮できなかったが、移籍後はFW石原直樹(32)とホットラインを形成し3ゴール2アシストをマーク。チームの重要なピースとして、勝利に貢献した。野津田は「苦しい時期に手を差し伸べていただき、もう1度自分に選手としての自信を取り戻させてくれました。来シーズンも必要としてくれたチームの熱意に喜びを感じ、期待に応えたいと思い仙台でプレーすることを決断しました」とコメントした。また移籍1年目の今季、3月に左くるぶしを負傷し、公式戦出場がなかったFW平山相太(32)も契約を更新。J3盛岡へ期限付き移籍中の差波優人が、J3富山への期限付き移籍も発表された。