サッカーのJ1清水エスパルスなどで活躍し、2016年限りで引退した元日本代表DFの市川大祐氏(37)の引退試合が8日、静岡・IAIスタジアム日本平で行われ、市川氏は「19年間走り続けてきた。最後にこのピッチでプレーできて最高だった」と感謝した。

 前半は清水OB主体のチームで三都主アレサンドロ氏らと出場し、1ゴール。後半には岡田武史元日本代表監督が率いる代表経験者のチームに入り3得点と、計4ゴールを決めた。日本代表経験者のチームが3-2で勝った。

 市川氏は1998年に史上最年少の17歳322日で代表デビューし、02年ワールドカップ(W杯)日韓大会に出場した。今後は清水のスタッフとしてサッカーの普及に努める。