今季クラブ創設20周年を迎えるFC東京の新体制発表が13日、イオンシネマ・シアタス調布で行われ、長谷川健太新監督(52=前ガンバ大阪)らが登壇した。続いて新加入の6選手もステージへ。会場となったシネコンに詰めかけた約350人のファンを前に、新天地にかける思いを語った。

 

 ヴィッセル神戸から完全移籍で加入したMF大森晃太郎(25=背番号39)「自分の武器は推進力です。愛称は『モリモリ』。風邪をひかず、けがをせず、1年を通してタイトル獲得に貢献できるよう頑張ります」

 

 柏レイソルから期限付きで加わったFWディエゴ・オリベイラ(27=背番号9)「コンバンハ。積極的に前で仕掛けてチームの目標を達成したい。いつも言うことだが、個人の目標はなくチームの優勝のために仕事をしたい」

 

 横浜F・マリノスから期限付き移籍してきたFW富樫敬真(24=背番号17)「攻守のアグレッシブさが売り。相手の嫌なこと、仲間が助かることをひたすらやり続けたい。FC東京はデビュー戦(15年9月19日、初ゴールも記録)を含め結果を残している相手。ブーイングを歓声に変えていきたい」

 

 中大から加入したFW矢島輝一(22=背番号23)「スクールから(東京の下部組織で)お世話になってきた。そのクラブでプロの第1歩を踏み出せたことがうれしい。けが(左膝、右足首)を早く治して味スタでゴールしたい」

 

 東京ユースから昇格したFW原大智(18=背番号24)「自分も輝一クンと同じようにスクールからユースまで上がってきた。持ち味の高さ(189センチ)を生かしたい。今年の目標はJ1出場とゴールです」

 

 同じく東京ユースから昇格のMF品田愛斗(18=背番号44)「小学校の時から入ると決めていたクラブです。日々、課題と向き合いながらタイトル獲得に貢献できれば。『まなと』と呼んでください」