ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が主将を務める可能性が浮上した。1月31日、キャンプ地の沖縄・読谷村でJ2讃岐と今季初実戦となる練習試合(45分×3)を行い、1本目に主将マークを巻いて出場。2-0の36分にMF三田のクロスに反応し、得意の左足から強烈なシュートをネットに突き刺した。“今季初ゴール”にも無言だったが、吉田監督は「ルーカスが絡んでからリズムが良くなった。やっぱりうまい」と舌を巻いた。

 今季の主将は未定で、2本目はDF渡部、3本目はFW小川が主将マークを巻いた。吉田監督は「外国人だろうと、チームを引っ張るために責任を持ってやってほしい」と話し、「キャンプ中にしっかりと話したい」と適任者を見極めていくつもりだ。神戸の外国人では今季再加入した韓国代表MFチョン・ウヨンが15年に主将を務めており、2人目となるか注目される。