ガンバ大阪は21日、大阪・吹田市内で名古屋グランパスとのJ1開幕戦(24日、パナS)に向けて約2時間、汗を流した。紅白戦ではMF市丸瑞希(20)と高卒ルーキーMF福田湧矢(18)の若手が主力組のボランチを務めた。MF遠藤や倉田らベテラン勢がいる中、初めてコンビを組んだ。

 市丸は「お互いバランスを取っていきたい。湧矢は運動量があるしやりやすいかも」。東福岡から加入した福田はトップ下が主戦場だが、沖縄キャンプ後から高校1年の国体以来となるボランチでプレー。この日、初めて主力組に入り、「(チームメートの)声を聞きながらプレーした。みんな一流の選手だし、(指示は)全部正解だと思うので、みんなの声を聞きながらプレーしていきたい」と笑顔で話した。

 この日は、チーム主将のMF遠藤がトップ下を務めた。「(2人には)のびのびプレーしてほしい。湧矢がいきなり、思い切り指示を出すのは難しいと思うので、そこはマル(市丸)がやればいい」と早速アドバイスを送っていた。