25周年、W杯イヤーのJリーグが23日に開幕する。Jリーグ史上初の、平日金曜開催となるサガン鳥栖-ヴィッセル神戸(ベアスタ)で、幕が開く。

 両チームの開幕前日会見が22日、会場のベアスタ内で行われ、鳥栖はコンカ・コーチとDF吉田が、神戸は吉田監督とFWポドルスキが出席した。

 今季からJリーグは「フライデーナイトJリーグ」と銘打ち、本格的に金曜開催を導入する。

 すでに欧州主要リーグでは主流だが、Jも追随し、新たなファンの獲得や、新しい観戦スタイルを提案する。

 この金曜開催について、ドイツ代表としてW杯も制したポドルスキは「いろんな国で金曜日の夜にプレーしたことがある。ナイターでプレーするのは楽しいし、Jリーグで初めてという平日金曜開催の場にいられるのは、光栄なこと。しっかりプレーする」と意気込んだ。

 さらに、金曜開催がもたらすものを問われ「ヨーロッパでも土日に試合をすることはある。金曜にやる意味は、土日以外に注目される試合をやることで、両チームに良い影響を与える。普段見ない人も試合を見る。リーグ、サッカー界全体に及ぼすいい影響があるんじゃないかと思います」と分析した。