昨季14位の清水エスパルスはホームで鹿島アントラーズと対戦し、スコアレスドローに終わった。

 鹿島DF内田は先発し、8シーズンぶりにJリーグ復帰を果たした。一方、清水のDF立田は、プロ2年目で初のリーグ戦出場となった。ホームの清水は前半11分、ゴール前でMF石毛のパスを受けたFWクリスランがシュートを放つが、左ポスト直撃。こぼれ球をDF松原が狙ったが、ゴールをとらえられなかった。さらに同40分、MF石毛がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。新加入のFWクリスランがキッカーを務めるが、鹿島GKクォン・スンテがコースを読み切ってキャッチ。ピンチを防ぎ、前半は0-0で折り返した。

 後半、鹿島が攻勢をかける。同22分、MFレオ・シルバの右CKからFW鈴木がダイレクトで低い弾道のシュートを放つが、清水GK六反がセーブ。MF土居、FWペドロ・ジュニオールら攻撃の切り札を投入し、チャンスを作った。清水は同26分からFW鄭大世が途中出場。同31分には、クリスランのクロスに頭を合わせるが、枠外だった。後半は鹿島がペースを握ったが、清水が最後まで守りきった。