17年J1王者の川崎フロンターレと、同年J2王者の湘南ベルマーレが、ともに開幕戦を制し、第2節で早くも激突する。直近で対戦した16年は川崎Fが1勝1分けも、ホームで激しい撃ち合いの末に4-4と引き分け、アウェーは3-2で辛勝。15年は1勝1敗で、互いにホームで2-1で勝利と近年は好勝負を展開している。川崎Fにとって、V・ファーレン長崎戦でJ初ゴールを決めた湘南の韓国代表FWイ・ジョンヒョプは、データも少なく不気味な存在だろう。

 また、ガンバ大阪との開幕戦で1ゴール1アシストと本領を発揮した、FWジョーを擁する名古屋グランパスと、17年にJ1最少の30失点の堅守を誇るも、開幕戦で川崎Fに0-3で大敗したジュビロ磐田との東海勢対決も注目だ。名古屋から磐田に移籍したMF田口泰士は、川崎F戦では後半13分から途中出場も随所で光る動きを見せていた。古巣との対戦で、黙ってはいないだろう。