セレッソ大阪のFW杉本健勇(25)が、今季初ゴールを決めた。北海道コンサドーレ札幌戦の前半27分、FW高木俊幸(26)からパスを受け、鮮やかなドリブルでDFをかわし、右足を振り抜き左隅に先制ゴールを突き刺した。昨季は得点ランク2位の22得点。1差で逃した得点王のタイトルへ、リーグ戦2試合目で結果を出した。43分にはFW柿谷曜一朗(28)のヒールパスから、高木が2点目のゴールを決めた。

 一方的な展開から後半は札幌が猛反撃。17分に“タイのメッシ”MFチャナティップ(24)が来日初ゴールで流れを変え、24分にはMF深井一希(22)が同点弾。直後にC大阪が柿谷のゴールで突き放すが、札幌は34分にCKからDF進藤亮佑(21)のゴールで追いついた。壮絶な打ち合いは痛み分け。C大阪はホームで2戦連続の引き分けとなった。