リーグ戦無敗同士の対戦は、1-1の痛み分けとなった。

 ホームの清水エスパルスが先制した。前半9分、FW北川の横パスを受けたMF金子がボールを持ち出し、豪快に放った右足ミドルは無回転シュートとなり、ゴール左上に決まった。この得点が、清水にとってJ1ホーム通算650点の節目となった。ベガルタ仙台は同23分、FKの流れからMF永戸の右クロスにDF平岡が頭で合わせるが、枠をとらえられなかった。前半は清水の1点リードで折り返した。

 追う仙台は後半途中からFW西村、MF中野を投入。同25分、西村のシュートは清水GK六反が1度はセーブするも、FW阿部がGKとDFをかわしてゴール。阿部の移籍後初得点で、同点に追いついた。清水はFW鄭大世、MF楠神が途中出場。同41分には移籍後初のリーグ戦となった楠神がドリブルで中央突破しシュートを放ったが、仙台GK関にキャッチされた。

 両チームとも追加点を奪えず、1-1のまま終了。ともにリーグ戦での無敗はキープした。