浦和レッズのGMに就任した中村修三氏(59)が8日、さいたま市内での練習後に取材に応じ、4月中に新監督を決定したい意向を示した。

 8年ぶりにクラブ運営に復帰した中村GMは日本協会で女子サッカーに関わっていたが、「電撃で話をもらったが、本望だった」と快諾したことを明かした。大槻毅暫定監督が率いている状況で、次の監督は「スピード感を持って招へいしたい。今月中には決めたい」と、チーム再建へ早急に対応する構えだ。

 自身も関わって決めるとする監督については「短期間で結果を出せて、優勝経験がある人」と、高い実績と手腕を求める。加えて「初めて日本に来るというのでは難しい」と、国内での経験があることも重要なポイントに挙げた。

 順調に進めば、5月には新体制で再出発することになる。現時点では元鹿島アントラーズの監督でリーグ3連覇の実績を持つオズワルド・オリベイラ氏(67)が有力になっている。