セレッソ大阪のMF清武弘嗣(28)が、名古屋グランパス戦で負傷退場した。試合前からの雨で、水分を含んだ重いピッチで滑り込んだ際、左ふくらはぎを痛めて前半23分にベンチに退いた。左ふくらはぎ付近を押さえたまましばらく起き上がれず、下がる際もトレーナーに付き添われた。

 尹晶煥監督は試合後、「見た感じ、左のふくらはぎだと思う。まず帰って病院に行く必要があるのでは」と話した。

 2月に右ふくらはぎを痛めて離脱し、ようやく復帰して6戦目。3戦連続の先発出場だった。MF山口蛍(27)は「キヨくんがケガをして違いを見せられる選手がいなくなった。そこは誤算」と無得点に終わった攻撃の影響を明かす。ともにワールドカップロシア大会の日本代表メンバー入りを目指す存在でもあるだけに「軽傷を願うしかない」と祈った。