セレッソ大阪のワールドカップロシア大会の日本代表候補が、立て続けにアクシデントに見舞われた。FW杉本健勇(25)が、1日の練習後に右内転筋の違和感を訴え、2日の名古屋グランパス戦を欠場。その名古屋戦では、MF清武弘嗣(28)が左ふくらはぎを負傷し、前半23分に退いた。

 杉本の全治は約2週間の見込みで、5日の長崎戦(ヤンマー)も欠場が濃厚。C大阪は12日予定の鹿島戦が、ACL日程の関連で7月に変更となったため、18日に予定される西野監督初の代表発表へ実戦アピールの機会を失うことになる。

 清武は右ふくらはぎの負傷から復帰6戦目、3戦連続の先発出場だった。尹晶煥監督は「病院に行く必要があるのでは」と話した。4月25日の仙台戦で2得点を決め、W杯代表に急浮上していただけに今後の状態が心配される。