ベガルタ仙台は25日、ガンバ大阪からMF矢島慎也(24)を期限付き移籍で獲得したと発表した。この日から仙台市の紫山サッカー場でチームに合流し、ミニゲームなどに参加。練習後、クラブハウスで入団会見を行い、抱負を語った。

 -移籍理由は

 矢島 前のチームで思うようにいかずに悔しい思いをしていたとき、仙台から話をいただいた。試合に出られなかったのは自分の実力不足。悔しさを忘れずいい感じの緊張感でやれたら個人としても上に行ける。プロとして反骨心がなくなったら終わりだと思うのでここで出していきたい。

 -アピールポイントは

 矢島 最後の局面でアタッキングサードに入ったとき、裏を取る選手にラストパスを出したい。シャドーの選手がいい位置取りをしている中で、縦パスを入れたり攻撃の部分を見てほしい。エリア外からもミドルを打っていきたい。

 -仙台の印象は

 矢島 1人1人がハードワークするし、いいテンポでパスをつないでるイメージ。自分もそこに入ったら良さを出せると感じた。サポーターとの一体感、浦和、ガンバとはひと味違った温かさみたいなものは感じた記憶がある。選手、スタッフがみんなで勝ちに行っているなという印象があったので、すごく素晴らしいと感じた。