ガンバ大阪から獲得オファーを受け移籍濃厚だったセレッソ大阪FW柿谷曜一朗(28)が急転、残留を決めた。C大阪の玉田稔社長(64)が6月30日、「残ります」と明かした。

 攻撃的選手の補強を狙うG大阪が、かつてレビークルピ監督がC大阪で才能を開花させた柿谷に推定年俸1億円の複数年という好条件を提示して獲得に動いた。当初は移籍に前向きだったが、C大阪幹部と何度も面談を重ね、4歳から育ったクラブに残ることを決断。柿谷は練習日のこの日も無言を貫いた。