ベガルタ仙台は中断期間で培った新たな攻撃オプションを、11日の天皇杯大宮アルディージャ戦(午後7時、NACK5スタジアム大宮)で投入する。

 仙台市泉サッカー場で約2時間、ミニゲーム主体のメニューをこなし、4日に打ち上げた熊本キャンプで磨き上げたDFの攻撃参加や鋭いロングカウンターを披露した。渡辺晋監督(45)は「スピード感を持って人数をかけて出て行けば武器になる。DFの攻撃参加は我々の基本戦術。チームで全体像は思い描けている。さらに質を研ぎ澄ませていきたい」と手応えを口にした。