J2アルビレックス新潟は3回戦で敗退した。FC東京に1-3で逆転負けした。

 新潟は前半20分、MF坂井大将(21)の今季初得点で先制。DF安田理大(30)のクロスを、坂井が中央で受けてシュート。ボールは右ポストに当たってから、マウスに吸い込まれた。

 だが、その3分後、東京のMF東慶悟(27)に、クロスからのヘディングで追いつかれた。後半11分、DF太田宏介(30)のクロスからFWディエゴ・オリヴェイラ(28)に勝ち越しのヘディングを決められ、さらに4分後、再びディエゴ・オリヴェイラにクロスを押し込まれた。

 体調不良でリーグ戦の松本戦(7日)を欠場したMF渡辺新太(22)のほか、MF小川佳純(33)MF伊藤優汰(25)MF柳育崇(24)の、故障からの復帰組が先発に名を連ねた。ボールを支配されながらも、奪ってからの速攻でチャンスをつくった。ただ、得点は1点止まり。失点はいずれもクロスから。リーグ戦の課題がここでも敗因になった。