鳥栖に新加入した元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)は22日のホーム・ベガルタ仙台戦に途中出場した。0-0だった後半5分、ピッチに登場した。

 試合前日の21日はチームの非公開練習に参加、自身のツイッターにユニホームを手にした写真とともに、英語とスペイン語で「明日、新しいシャツを初めて着るのを楽しみにしています」とつづっていた。15日の来日記者会見でも「来週(22日)の最後に、何分かでも出たい」と出場に強い意欲を示していた。

 トーレスはチェルシーなど欧州の強豪クラブで活躍し、スペイン代表ではW杯3大会に出場。抜群の決定力を持つ。鳥栖は攻撃陣に故障が相次ぎ、16試合で15得点と振るわず17位に低迷しており、救世主として期待されている。

 ◆フェルナンドトーレス 1984年3月20日生まれ。Aマドリードの下部組織で育ち、01年にプロデビュー。リバプール、チェルシー、ACミランでもプレーした。スペイン代表としては、10年W杯南アフリカ大会で優勝を経験。13年コンフェデレーションズ杯では大会最多の5得点で準優勝に貢献した。186センチ、78キロ。