北海道コンサドーレ札幌の練習に参加しているブラジル出身のMFマルコス(22)が6日、札幌・宮の沢で行われた北翔大との練習試合で、PKを決めるなどアピールした。前日5日から練習に参加。直接は視察できなかったが、動画ではプレーをチェックしている三上GMも「スピードのある選手で、日本に合うプレースタイル。実際に見て見極めていきたい」と評価。本人のコンディションと相談しながら、2~3週間の“テスト”が予定されている。

 試合には右のシャドー(1・5列目)で後半途中から出場した。身長177センチ、体重72キロで利き足は右。前所属のブラジル1部ヴィトーリアは元札幌のFWダヴィ、フッキもプレーしたクラブだ。マルコスは「サッカーをやる環境が素晴らしい。チームメートが優しく迎えてくれた」と好印象を持った様子で「スピードをいかしたドリブルや決定力に自信がある」と話している。