ブラジル3部トンベンセから川崎フロンターレに加入間近のブラジル人MFカイオセザール(23)が8日、神奈川・川崎市内のチーム練習に合流した。

 身長193センチでボランチ、トップ下、サイドアタッカーと複数のポジションをこなす。攻撃練習では、川崎Fの速いパス回しに順応する一面を見せるなど、豊かな将来性を感じさせた。

 カイオセザールは「ブラジルでは、ボールを受けてから考える時間があるが、フロンターレはボールが来る前から次を考えないとプレーがかなり遅れる。自分は、フロンターレのスタイルと近いものがある。徐々に慣れていければ」と話した。

 また、自身のストロングポイントについては「パスが特長。パスも出すだけでなく、出した後はエリアに入ることを意識している。ドリブルで後方から運ぶことも特長だと思う」と分析していた。