宮本ガンバが今日10日のホームFC東京戦で、宮本新監督体制4戦目で初白星へ挑む。対する東京を率いるのは昨季まで5年、ガンバ大阪の指揮を執った長谷川監督。9日、大阪府内で非公開練習を終え、宮本監督は「みんなが普通の試合とは違うという感じ方をしている」と言い、MF遠藤は「(長谷川監督のサッカーは)大きな変化はないけど力のある選手が多い」と見る。

 東京戦はJリーグが取り組む「フライデーナイトJリーグ」とし、金曜日開催のナイター試合。昨季までの恩師相手に“金星”をあげるべく、気合も十分だ。

 ただ、今季チーム総得点19のうち9点をあげるFWファン・ウィジョが、アジア大会の韓国代表OA枠に選出され、チームを離れた。それでも、指揮官は「(長沢)駿や一美(和成)にもチャンスになる。みんなで補う」と、控えが続く長沢、J1出場経験のない一美の起用を示唆。高卒3年目で初出場の可能性が出た一美は「やってきたことは一緒。チャンスだと思う」と意気込んだ。【小杉舞】