ジュビロ磐田は、決定力不足が重くのしかかった。

1点を追う前半29分。MF田口泰士(27)が強烈な左足ミドルを放ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。後半2分にはDF小川大貴(26)が放った狙い澄ましたシュートも、クロスバーにはじかれた。

前半から何度も訪れた好機を逃すと、守備が崩壊。後半だけで5点を失い、クラブワーストタイの6失点。反撃も後半ロスタイムにDF大井健太郎(34)が奪った1点だけだった。

FW大久保嘉人(36)は「もっとゴール前で大胆にいければ良かった」と、悔やんだ。