J2アルビレックス新潟は4日、フロント改革ともいえる大幅な人事異動を行った。

中野幸夫社長(63)の今年いっぱいでの退任と、是永大輔・アルビレックス新潟シンガポール社長(41)の専務取締役就任、また木村康彦強化部長(51)の解任と昨年まで強化部長を務めた神田勝夫・新潟医療福祉大教授(52)の強化部長就任を発表した。

新潟は現在19位。1年でのJ1復帰は厳しい状況になった。8月7日には鈴木政一前監督(63)を解任し、現在はヘッドコーチだった片渕浩一郎監督(43)が指揮を執っている。J3降格阻止と、来季体制の構築のため、シーズン途中での大なた人事となった。

中野社長は「こうなったのもすべて私の責任。今季の残り11試合、1つでも多く勝つため、片渕監督以下チームが一丸となって戦うためにカードを切った」と話した。