ジュビロ磐田FW小川航基(21)が、同世代の活躍に刺激を受け、決意を新たにした。前日11日の日本-コスタリカ戦で、MF堂安律(20=フローニンゲン)がA代表デビュー。後半40分まで出場し、好機に絡むなど攻撃をけん引した。U-20W杯でチームメートだった仲間の勇姿をテレビで見て、小川航は12日、「持ち味を出していたと思います。すごく刺激になりました」と話した。

この日は、明日14日のアウェー・セレッソ大阪戦(午後7時、金鳥スタ)に向けて磐田大久保グラウンドで調整に励んだ。紅白戦の1本目は主力組で出場し、MF中村俊輔(40)のパスからゴールをゲット。2試合連続メンバー入りへアピールした。右肩脱臼から復帰後、初のリーグ戦出場も見えてきた小川航は「日替わりで調子が変わらないように、続けていくことが大事。チャンスをもらえたら期待に応えたいです」と話した。【前田和哉】