J2モンテディオ山形DF松本怜大(27)が7日のFC町田ゼルビア戦に向け、闘志を燃やした。3日は天童市内で約2時間、ミニゲームなどで調整。15年から3季92試合に出場した古巣とのアウェー戦は初経験だけに、「負けられない気持ち。戦う部分や、ゴール前で体を張るところで、すべてを出し切りたい」と意気込んだ。

敵将・相馬直樹監督(47)に対しても、成長した姿を見せる。「選手としても人間としても成長させてくれた方。1年間、常に100%でやることを言われてきた」。本来は“恩師”と同じ左サイドバックだが、現在は3バックの左に位置し、攻守の切り替えの速さを封じるイメージはできている。

残り7戦で、プレーオフ(PO)圏内まで9差の9位。前節松本山雅FC戦(3△3)は累積警告で出場停止だったが「上で見て、あらためて球際が弱ければ失点することも思い知らされた。結果にこだわりたい」。自身初のJ1昇格へ、勝ち点3を追求する。【鎌田直秀】