J2横浜FCのFWカズ(三浦知良、51)が14日、神奈川・川崎市内でJ1首位の川崎フロンターレとの練習試合に先発出場した。川崎Fは、20日の神戸戦に向けて1週間空いており、最終ラインは鹿島戦と同じで、MF中村憲剛(37)、MF家長昭博(32)、MF斎藤学(28)らが先発に入った。

カズは85分間プレー。横浜FCは前半34分、カズを起点にカウンターを仕掛けFWブルーノが決定的なシュートを打つ場面もあった。ゴール前にも積極的に顔を出し、51歳とは思えないはつらつとしたプレーを見せた。

試合は川崎Fが途中出場のMF下田北斗(26)のミドル弾で1-0で勝利。カズはJ1首位を相手に「強かったですね」と振り返り「85分間できたのは良かった」と手ごたえを口にした。

リーグ戦はベンチには入っているが、8月の熊本戦を最後に出場はなく「試合になかなか出てないのでね。試合のリズムがないから、物足りなさはある。もっと試合に出ないと」と話した。