北海道コンサドーレ札幌は最終節で引き分けた。4位となり、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏となる3位以内入りはならなかった。

0-0の前半3分、MFチャナティップ(25)が右足で5試合ぶりとなる先制ゴール。21分にはFWジェイ(36)が約35メートルのロングシュートを決めて、突き放した。だが39分、後半6分に失点して同点に追い付かれた。

ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)が就任した今季は序盤で11試合連続無敗など快進撃を続けた。10月にはクラブ初となる2年連続J1残留。4位はクラブのJ1過去最高順位の11位を大きく上回ったが、ACL出場圏内となる3位には一歩及ばなかった。

ただ、リーグ戦3位鹿島アントラーズが天皇杯で4強入りしており、優勝した場合、4位クラブもACL出場権が与えられるため、札幌の出場の可能性は残っている。天皇杯は5日に準決勝、9日に決勝が行われる。