ともに2季ぶりのJ1昇格を目指す大宮アルディージャとヴァンフォーレ甲府の対戦は0-0の引き分けに終わった。シュート数も大宮が10本、甲府が9本と互角で、互いに好機を決めきれず、どちらに勝利が転がってもおかしくない展開だった。

甲府の伊藤彰監督(46)は「勝ち点1は及第点」と、アウェーの地で勝ち点を手にしたことを評価。伊藤監督は17年に大宮で指揮を執っており、古巣との対戦に「10年以上、指導者として育てていただいた。勝利で終わりたかった」とちょっぴり悔しさをのぞかせた。