ガンバ大阪宮本恒靖監督(42)が1日、清水エスパルスの日本代表FW北川を警戒した。

この日は清水戦(2日)に向けて敵地入り。横浜との開幕戦は黒星に終わったが、課題を克服してアイスタに乗り込む。

宮本監督は相手について「前線は力のある選手がいて、戦おうという意識がある」。特に昨季も点を決められた北川について「サイズもあるし突破する力もある」と注意を促した。

前節は遅攻と速攻の使い分けに苦戦。指揮官は、意思統一を強調し「週初めの練習から『ボールを握る時間帯を増やさないといけない』と言ってきた」という。パスをつなぐところとロングボールを柔軟に取り入れ、好機をつくり出す。ロングパスが得意なDFキム・ヨングォンと三浦の武器にも期待。「1発で(動きだした)前線に合えばそれでいい。狙うべきところ」。チャンスを生かし、敵地で今季初勝利を目指す。