モンテディオ山形が後半43分57秒に途中出場のMF南秀仁(25)の値千金弾で1-0と勝ち、平成最後となる3戦ぶり白星を挙げた。勝ち点を21に伸ばし、暫定ながら2位浮上。

南は「前節負けていたので、この勝利は大きい。ゴールもうれしいですが、アシストやチームの流れを良くすることなど、自分が出れば出来ることはある」と今季1号に笑顔を見せた。

見事なカウンターだった。味方クリアボールを右サイドでFWジェフェルソン・バイアーノ(23)がキープ。相手DF2人に囲まれながらも中央を走るMF本田拓也(34)へパス。大外で受けた南が、カットインすると見せかけて切り返し、左足で強烈シュート。相手GKの両手をはじき、サイドネットを揺らした。

次節は5月5日のホーム・ファジアーノ岡山戦。南は「この勝利を2連勝に出来るように頑張ります」。令和初戦も、自身の誕生日弾で勝ち点3を導く。