北海道コンサドーレ札幌が逆転勝ちで、クラブ史上初となるJ1での4連勝を飾った。FW鈴木武蔵(25)の7戦ぶりのゴールが決勝点となった。

前半は両チーム無得点で折り返し、後半で試合が動いた。後半17分、ヴィッセル神戸のDF西大伍(31)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。FWビジャ(37)が右足で勢いよく蹴りこみ5試合ぶりのゴールで先制点を決めた。

札幌は失点直後から反撃に出た。23分、右CKからこぼれた球をDF進藤亮佑(22)が右足のオーバーヘッドキックで2戦連続のゴール。同点に追い付いた。30分には右クロスをFW鈴木が倒れ込みながら、頭で押し込んで勝ち越し点を挙げた。

神戸は昨年の9月29日の鹿島戦以来となる5連敗を喫した。「ビッグ3」のMFイニエスタ、FWポドルスキがベンチ外となり、FWビジャが前線で奮闘したが及ばなかった。